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フィリピンの冤罪事件

2013⁄06⁄27(木) 04:00


またまた、カイビガンさんのブログからの引用になりますが、最近のフィリピンでの日本人の冤罪事件を取り上げています。この冤罪について書きたいと思いました。私の経験から得た私的な意見ですが、お役に立つかもしれないと思い書かせていただきます。

カイビガンさんのブログに登場する鈴木氏の件は、逮捕された当時NBIの友人からその話を聞いていました。

その友人の話では、要するにセットアップだったと言う話で、事件当時発生からNBIでもその事件をセットアップだと認識していました。

それでは可哀相だから何とかならないのか?と聞いた事が有ります。友人の話では、起訴されてしまったからどうにもならないが、事件を終わらせるにはお金が必要だ。その金額は1000万円位の金額になるだろうということでした。


私の知り合いの一人に鈴木さんの両親と近い人がおり、話を伝え聞いたことによると、両親は既にある日本人に2000万円渡したが、結局それは役に立たず2000万円を無駄にし、「息子を救うお金が無い」ということだったそうです。幸いにも鈴木さんは終身刑から恩赦を受け、刑の軽減で釈放されましたが、「冤罪」というのか・・・・・こういう事件は多いんですね。


別の日本人太田さんの件も、逮捕された当時やはりNBIの友人から聞きましたが、その当時NBIでは冤罪とは言ってなかったと思います。

さて、この日本人の冤罪事件のその後の処理を見れば分かると思いますが(ブログ村「カイビガンの休日」参照」

逮捕されてから、数年も裁判が開かれず放置されていた。挙句の果てが「終身刑」と言う結審です。

court5.jpeg

冤罪と言うのは、このフィリピンだけの問題ではありません。日本でもかなりの数の冤罪が有ります。例えば電車に乗っていて、知らない女性から「この人痴漢で~~す」そう叫ばれて手でも掴まれ訴えられたら、そこから容疑者に成ってしまいます。

「俺は、違う!痴漢ではない!」そう訴えても、その時点で痴漢容疑の取り調べが始まるか逮捕されるわけです。そこから無実を証明するには沢山の労力と、弁護士費用を含め大きな資金が必要です。もし資金や人材という力が無ければ、無実の証明をするのは困難な事になるでしょう。こう言う事件は年にすればすごい数ではないでしょうか。無実を証明するには訴えた女性と、容疑者の本人でしかありません。要するに「五分五分の立場」である訳なんですが、訴えた女性の事情が優先して取り上げられる状態です。


何度も繰り返して言いますが、訴えたほうが有利な立場になり、殆どが訴えた人の勝訴に成るのが事実です。勿論フィリピンでも事情は同じです。いや、それ以上に訴えたほうが有利でしょう。


この二人の事件内容を見れば一般では冤罪とは分かりません。本人が「無実だ!冤罪だ!」そう叫んでも、お二人には申し訳ありませんが、日本で普通に報道を読んでいる一般には分かってもらえません。そうなると何を言おうが容疑に反対する容疑者の発言は我儘としか取ってもらえません。



何かの事で事件に巻き込まれ逮捕される。そうなると既に「白」ではありません。セットアップであろうと何かの事情で有ろうと、逮捕された以上はその段階で「容疑者」そうなる訳です。つまり「グレー」の立場です。そうなると当然「白」ではないのですから例え「黒」で無いとしても、「白」にはなりません。逮捕された瞬間から「グレー」の立場になる事です。


セットアップが仕組まれる背景は、

1. お金がありそうだから何かの理由をつけて拘束し、お金を要求する。
2. 邪魔だとか、恨みだとかで誰かを拘束させたい者が持ちかける。
3. 上記の混合

等で始まるのですが、一旦拘束されると、上記2のケーであったとしても、拘束した以上は拘束した者ができるだけたくさん金を取ろうと画策したり、話を聞きつけた別の者が被拘束者に接触しそこから金を取ろうとする動きが始まります。これらの者たちの本当の目的は、できるだけたくさんの金を取るために、非拘束者にできる限りの重罪の容疑をかけることです。このことは、時間をかけて実行されていき、時間をかける程ここから金を得ようとする者が参画し、利権を持つものが増えてゆきます。つまり、時間を掛ければ掛けるほど支払う解決金は増えていき、解決できる可能性は遠のいていきます。


セットアップを仕掛ける者のうち拘束する側の本当の目的は金を取ることですから、金を支払わないうちに拘束を解かれることなどは通常あり得ません。金を支払わないうちに拘束を解かれたとすれば、それは、セットアップを仕掛けているグループが拘束を解かないと自分たちが不利になると判断した場合です。捕まえた手前もあるので、勿体をつけて後の金の支払いを約束させても、それは「取れたらいいな」という希望でしかありません。


嘗、「JACは警察と癒着して、お金を払って釈放している」そう言う事を非難されたことがあります。上で書いたように、警察と癒着していたら釈放されることはありません。お金を払えるということは、通常もっとお金を取れることを意味します。釈放されるということは残りの金をあきらめさせるということです。


なぜ早期釈放のための対応を取る必要があるのか、その理由はこの二つの事件に当てはめて考えて貰えば分かって貰えると思います。もし無実であって、裁判に勝てるとしても、結審をするには最低3年以上は掛かります。日本人の場合、好ましからざる外国人という処遇がされるように容疑が構成され、警察の留置場でなく、入国管理局の留置場暮らしになります。


jail.jpg


その時には、日本での生活が破滅します。家庭、仕事或いはビジネスでの問題と言うのが発生します。それでも耐え忍べるのであれば、裁判で堂々と無罪を訴え戦えば良いと思います。しかし、そう言う事をできる人は数少ないと思います。言葉が流暢で会話に何の問題もなく、解決に対しての知識、応用力がしっかりしていれば、それも可能でしょう。弁護士の能力にも左右されると思いますが。


もし、逮捕されたとしたならば取り調べが始まります。調書を取られます。調書にサインを要求されます。サインすればその段階で認めた事実が発生するわけです。その第一歩から負けが始まります。調書にサインをしては駄目です、しかも英語で書かれた調書をどれだけの日本人が確実に内容を把握しているのか?まず皆無に近いと思います。しかしその調書に訳も分からずサインをしてしまう。そこからその人には間違いの始まりとなります。


サインを断ると、「助けてあげる」とお助け日本人が出てきます。「釈放されるための書類だから」とおためごかしと、なだめすかしでサインさせます。この場合ほぼ間違いなくその書類は罪を認める書類です。つまり、釈放されるためのサインなどというものは存在しないんです。


こういう場合にはどうすれば最善の処置ができるか?

調書に関しては、「英語が分からないから、日本語に翻訳をしてくれ」そう訴えて、サインをする時間を稼ぎ、弁護士を呼ぶなりの対応が必要だと思います。もし弁護士を呼べない場合には、自分自身の信頼できる人を呼んでもらい間に入って貰う事です。くれぐれも早まってサインをしてはいけませんし、突然現れる日本人を信用してはいけません。。


JACの場合にはどういう対処をするのか?

麻薬や、殺人事件等以外の事件では、セットアップ等の事件では「グレー」の立場です。同じ様に「俺は違う、関係ない」そう訴えても逮捕された以上けして「白ではありません、例え冤罪としても」そこから対応が始まります。

例えば仮に弁護士を呼び対処したとしても、弁護士の立場上「法の上での対処」そうなります。それが良いのか悪いのか?YESともNOとも言えません。それは容疑者の判断になる訳です。裁判で身の潔白の証明をする事が正しい対応と思いますが、それには物凄く強い意思と体力が必要です。普通の人ではまず無理だと思います。


私の考える対処手順は、まず先に警察官なりNBIなりから事件の内情を詳しく聞きます。事情をよく把握してからの対処になります。もし会員が容疑者となれば、その会員からも事情をよく聞き、どう対処すれば良いのか?その考えを先に聞きます勿論答えは一つです「何とか、助けて下さい、怖いです」こう言う言葉が出ます。その上で相手側との話し合いに入ります、その相手が警察もしくはNBIの場合もあるし、或いは告訴した本人の場合もあります。


「セットアップだから、俺には関係ない」そう叫んでも無駄です。逮捕されてしまっている訳ですから「グレー」になってしまった以上、そう言う行為は全て意味が有りません。


弁護士を呼べばその段階でアクセプタンスフィー(弁護士依頼金)事件の内容や弁護士によりまちまちですが、最低P3万ペソから、高い弁護士だとP10万以上を要求されるときもあり、一概には言えませんがそれが事実です。裁判になると数年間の間に、毎月一度の公判が有り弁護士の出頭費用がP3000前後になります。そうなると合計でP15万もしくはそれ以上の経費が掛かってきます。

court2.jpg

JACは弁護士ではありませんので裁判では戦えません。むしろ、最初の段階で訴えを処理する事が大事だと考えています。その為には交渉を始めます。


交渉にあたっては、まず訴えた相手の意見を最初に聞きます。そして容疑者の意向と意見を聞きます。その後警察との解決方法の交渉に入ります。要求が高過ぎると判断した場合には、容疑者の意見を取り入れながら要求金額の交渉をします。相手、また警察に対し容疑者の希望で説得し、希望通りあるいはそれ以下の要求金額に抑えるように交渉努力をします。


最も大切な事は長引かせずその場で解決する事、それだけです。日本へ一刻も早く無事に返し後腐れを残さないように処理する事が大事だと考えます。


容疑者の立場で何を一番望むか?ましてや冤罪であれば尚更です。フィリピンを詳しく知らない人がこういう対応を非難するのだと思います。綺麗事だけでは通りません。処置を間違うと上記の日本人のように、人生の取り返しがつかなくなる、自分の国、日本ではなくここフィリピンという外国で、容疑者の立場になって親身に対応するのが最も大切なことです。つまりそれがJACの方針なわけです。


事実そう言う風に対応してきました。


そう言う対処を非難したければ非難をして結構ですが、何か事が起きたらこのことを思い出してください。JACに相談を持ち掛けなくても結構です。上に書いたことを思い出してください。ご自分でできる方はそうしてください。もし、こういった対応が必要だと考えるなら、JACに相談すれば良いと思いますが、JACは現在のところ会員以外のためには活動しません。JACを普段信頼してくださる方にサポートを限定しています。困ったときは頼ってきて、解決すると知らん顔という人が多すぎます。会員でもなく手数料も取らず手弁当で動いた挙句、JACが非難されると証人として名乗り出もしない人たちのことです。JACが理由もなく非難されると、見限って逃げ出す人のことです。


しかし現実は、この国での問題を沢山経験して、こういう対応をしています。


このブログもそうですが、過去の経験と対処に基づいて私なりの意見を書いています。それがもし皆様の役に立てば幸いだと感じます。


問題にぶつかった場合、最初の一歩の対応が後々大きく左右する事を甘く見ないで対応してください。



JAC代表      







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Comment

ブログを紹介していただき、真にありがとうございました。

>最も大切な事は長引かせずその場で解決する事、それだけです。日本へ一刻も早く無事に返し後腐れを残さないように処理する事が大事だと考えます。

なるほど、そうだなと思いました。
逮捕されて起訴され、裁判が始まってしまうと、もうこれは法廷闘争となり、外国人には不利でしょうし、裁判官の裁量になってしまいます。
なにごとも、初動が大切。
逮捕はされても、起訴される前にどうやって不起訴にもちこむか。みな考えることは同じとお思います。でも、そこでつけこまれて、お金だけ払わされてドボンでは余計ひどいことになるわけで、信頼できる人や友人に助けを求めるしかないですね。

2013⁄06⁄28(金) 03:15 | | [edit]

カイビガン様
何時もブログを引用して、申し訳ありません。

フィリピンで実際、警察等に関わった経験がある人には、分かると思いますが、
本当に不安です。「このまま日本へ帰れないのかな?帰れなくなったらどうしよう?」そう言う不安はとても大きい問題です。

初動の処理を的確にしないと、後で大きな問題になります。その為にも最初にしっかりした対応を必要とします。

こういう現実を理解して欲しいですね。

                        jAC代表
2013⁄06⁄28(金) 06:15 |

信じられない

代表

この記事を読んでいて、あらためてフィリピンという国を再認識させていただいたとともに、国によってこんなにも違いがあることを肝に銘じて行動しなければいけないことを確認いたしました。

また、この記事を読んでいて、「信じられない」と思ったことは、最後の方に書かれていた「助けてもらっていながら、その恩返しをしない人が多い。」ということです。

やられたら、3倍返しですが、普通、恩を受けても、3倍で返すものだと思います。
それが、日本人だと思いますが。
2013⁄06⁄28(金) 09:51 | | [edit]

yy様

「助けてもらっていながら、その恩返しをしない人が多い。」ということです。

残念ながら、そう言う人が多いですね。助けてもその場だけ「有難う」その後は
知らん顔や無しの礫、実際多いんです。お礼云々は良いとしても、助かった後に
挨拶にも来ない、弁護士等の費用も支払わない、多いんですよ。

私が最近感じる事は、日本人も変わってきたのかな?そう感じます。


                       JAC代表
2013⁄06⁄28(金) 11:19 |

日本大使館は動いてくれないんですか?
2013⁄06⁄28(金) 16:12 |

visiter様

「日本大使館は動いてくれないんですか? 」フィリピンの日本大使館では、こう言う件に関しては、一切動きません、但し弁護士等の紹介はしてくれると思います。

犯罪や事件と言うのは飽く迄も個人の問題です。私が知る限り大使館は動いてくれません。

                      JAC代表
2013⁄06⁄28(金) 16:38 |

フィリピンに限らず一歩国外に出たらaway、日本の常識世界の非常識と考えなくてはならないと思います。
中でもフィリピンは途上国中でも特殊な国であることを理解すべきでしょう。フィリピンパブで知った知識なぞは参考にもならないと思うべき。大きい違いは多種多様な制服を着たクロッコダイルが街にウヨウヨ、中にはビキニのクロッコダイルと協調関係のポリスバッジも棲息。
まともな日本企業は現地雇用社員といえども今でもマラテ界隈への禁足、ブログを制限してると聞きます。

企業とか後盾組織を持たない個人はクロッコダイルとやり合うだけの知識語学力が必然、彼女伴侶が居たら掌の上で行動するのが最大の予防策ではないでしょうか。
こんな事を記述するとマラテ振興の代表殿の意に反すると思いますが。

私事では組織を離れた今は駐在時代のような庇護もなく女房ファミリーだけが頼りです。
領事業務を理解してない在比訪比邦人が他国在留者に比べ多いと思うのは私の偏見でしょうか。意味ない比較ですが比籍の女房への比大使館は何もしてくれず本国照会通信費用さえ払わないと何もしてくれません。マニラの警察と同じです。
在外日本大使館の対応は早く懇切丁寧で早く不満を感じません。帰京中ですが日本語の分からない女房は役所病院に一人で出歩き道に迷うと交番でカーナビに入れてもらい戻って来ます。教えた訳でなく己で学びました。
郷に入ったら郷に従えでマニラに行くなら全て自己責任の覚悟が必要、出来ないなら行くべきではないと考えますが如何でしょう。JACの手を煩わさないようなことが大事だと考えます。

まだ東京にいます。


2013⁄06⁄28(金) 21:10 | | [edit]

でぶ熊様
特殊な国フィリピンかもしれませんね、日本人の感覚全てがこの国での常識には
確かに当てはまりません。日本人であろうと、この国での常識を学ばないと怪我をします。

特に対応や対処についてはもっと神経を使うべきです。特に安全に関しては、
この国では無料はあり得ません。警察官だから?そう言う間違った考えは直す事だと思います。

                       JAC代表
2013⁄06⁄28(金) 21:25 |



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