70年を経て・・・。(精霊流し)
2015⁄08⁄08(土) 04:00

今年終戦から70年になります。 私たちの年代は戦後間もなく生まれ、戦争の体験は有りません。 しかし私の父も予科練を経て戦闘機乗りでしたが、子供の頃には沢山戦争体験者がいました。特に私が育った長崎には、原爆の被害者が当時沢山いました。
広島。1945年8月6日、午前8時15分に原爆を落下され35万人の人口の内、9万人から16万人の人々が犠牲になりました。

長崎。その三日後の、9日午前11時02分に原爆は落下され、人口24万人の内7万4千人の人たちが犠牲になったそうです。

この原爆の落下により多くの犠牲者が出て、昭和天皇は終戦に反対する軍部の意見を押しのけ終戦を決断されたと聞いています。
それから、70年が経った訳ですが、平和な日本を継続し終戦から70年ある意味平和を保ちました。平和である事を私達は当然のように思っていますが、この平和は、多くの犠牲を出した先人の犠牲の上で成り立っています。
今年70年を迎え、改めて犠牲になった先人の霊に対し、改めて感謝をすると同時に、安らかに眠って欲しいと祈ります。
フィリピン南沙諸島での中国の横暴に対し、フィリピンは日本とアメリカに応援を求めました。その結果日本はフィリピンに対し支援する約束を固め、もしもの場合?「集団的自衛権」の発令になるのでしょう・・・・?
今後の中国の出方次第と言う事になるのでしょう? イスラエルやシリア、そして中近東の宗教戦争、中国、ロシア、北朝鮮の問題等今は一つ間違えば? 何時でも緊急事態になる可能性が高くなってきました。日本の70年守られた平和、この先どうなって行くのか?
できる事なら、この平和を守って欲しいと思います。
さて、話は変わりますが、日本はもうお盆休みに入る時期です。長崎では8月15日には「さだ まさし」の歌で有名な精霊流しが(しょうろう)有ります。初盆を迎えた家族は「精霊船」を作り、長崎の町を爆竹を鳴らしながら、自宅を出発し街中を練り歩き故人の霊を送ります。子供の頃は良く街に出かけこの「精霊船」を見てました。



さだ まさしの歌のイメージでは何か切なくシットリとした感じですが、実際はお祭り見たいに霊を送ります。

夏休みにはトンボ取り、海で泳ぎ真っ黒になっていましたが、今はフィリピンに住み、この国で生きています。

「日本の夏。お盆休み」それを利用してフィリピンに遊びに来る人たち、どうか、楽しい休みをお過ごしください。
JAC代表
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